東方冥異伝 〜defiant of shrine maiden〜

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コミケ直前突発企画 コミックマーケット73編 ラスト はちみつくまさん制作『東方冥異伝 〜defiant of shrine maiden〜』編

[(C)はちみつくまさん ]

同人RPGサークル最大手の新たなるチャレンジ

コミケサークル頒布物を紹介する今企画第8弾ラストははちみつくまさん制作、「東方プロジェクト」を題材としたフリーデッキ構築スペルカードシステムRPG『東方冥異伝 〜defiant of shrine maiden〜』 編です。

ロールプレイングゲームの老舗、はちみつくまさんの今作は初のオリジナルプログラムによるRPGです。今まで制作に使用してきたRPGツクールはRPGゲームを作りやすくするツールである反面、どうしても機能に制限が付いてしまいます。ツクールから脱却したことで画面を大きくまた綺麗に映すことが実現できるようになりました。画面サイズは640*480が基本ですが変更することも可能です。

画面狭しと暴れる綺麗なエフェクト

渾身のドット絵は可愛く丁寧に作られております。キャラクターのドット絵はアニメーションも。

※ ストーリー

幻想郷各地で脇役が「主人公になりたい!!」と全員同じ台詞を残し「博麗 霊夢」がいる博麗神社へ向かう。

いきなりそのネタか!(笑)

ではゲームのご説明に参りましょう。 『フリーデッキ構築スペルカードシステムRPG』とあるように既存のRPGとはシステムが異なっております。理解しやすいように簡単にまとめてみました。

このゲームでは「ダンジョンに潜りボスを倒す」というRPGの基本に以下の制限を設けることで 「ダンジョンに潜る前は戦略・カスタマイズする楽しみ、ダンジョンに潜った後は戦術・戦闘する楽しみ」が味わえます。

(1) スペルカードには使用可能な回数が設けられておりダンジョン内では回復しません。
(2) ダンジョン内では装備品の変更はできません。
(3) 宝箱や敵から取得したアイテム(=収集品)はその場で使用(装備)できず外にでて初めて「所持品」となります。

これはどういうことかというと、

「如何にボス戦までに有効なスペルカードを使わずに残してボスと対峙するか」

という意味に繋がります。要するに決め技は温存しろと(笑)

攻撃力が高いスペルカードは使用回数が低く抑えられているんですね。たとえば使用制限が3回の場合、普段の戦闘で2回使い、「いざボス戦!」ってときに1回しか使えずに苦労するわけです。

↑「マスタースパーク」などの強烈な技は1回のみ

さてこのお話を聞くと『苦労してボスまでたどり着いてもスペルカード不足で攻撃できずに全滅、またやり直し』と不安に思われる方もおられるかもしれませんがそこら辺もしっかりと考慮されております。上の条件に加えて以下もご覧ください。

(4) 戦闘終了後は自動的にHPとMPが全快いたします。パーティー内で死亡したキャラも元に戻ります。(全滅を除く)
(5) 敵はランダムにエンカウントするわけではなく、目に見えるモンスターと接触すると戦闘になります。
(6) ダンジョン内ではセーブができませんが、ボス戦直前だけ例外でセーブが可能です。
(7) 一度倒した敵は当分の間復活しません。またダンジョン外に出たりパーティーが全滅してもおなじく復活いたしません。
(8) パーティー全滅時のペナルティはそのダンジョンで得た「収集品」を失って(再度回収可能)ダンジョン外にだされるだけです。経験値は減りません。なおボス戦での全滅はノーペナルティです。

無理なら全滅しちゃっていいんです。

この条件でかなりイメージが変わってきたはずです。
(4) のHPとMPの自動回復。これによりどれだけダメージを受けても生き残ればすぐに回復するためスピーディーなゲーム展開が楽しめます。そして(5) により面倒ならば敵を避けて先に進むことが可能です。
(6) によりボス戦で死んでもすぐにやり直しが可能です。
(7) と(8) により「ボス戦でどれだけがんばっても今のスペルカードでは勝てない」と感じれば全滅して拠点に戻りスペルカードの再構成をすればいいのです。しかもボス戦再チャレンジへの道中、すでに倒した敵は(7) により出現しないからです。

モンスターに触れなければ戦闘にはならない。

※ 装備品重視のシステム。
魔法も武器もすべてが「スペルカード」扱いになります。デッキ内に必要な「スペルカード」を、しかも複数枚装備可能です。

キャラクターの基本ステータスは固定されているためレベルアップ時に上昇することはありません。

※ 戦闘システム

RPGは戦闘が花。ご説明することが多いのですが要点のみご紹介いたします。

(敵・味方の)ターン制ではなくセミリアルタイムバトルとなっております。時間の概念がありキャラの行動時にコマンドを選んだ際、すぐにスペルカードの効力が発揮されるわけではありません。敵味方の行動順が表示されるので戦術に生かせます。
↑キャラの順番や相手の残りHP、MPがゲージで表示される。

戦闘を重ねると敵の弱点までわかるようになります。

MPは減るものではなくスペルを使用することにより0から徐々に増えていきます。長期戦になり10000を超えると行動不能に陥ります。

個性的なモンスター。時には大集団で。

※ 最後に

流石は、はちみつくまさんと言ったところでしょうか。公式サイトで発表されている通りのボリュームとクオリティが楽しめます。宝箱なんかも隠すように設置してあったりレア宝箱があったりとRPGの基本を抑え今までの経験が生かされていると感じました。総スペル数が1000以上、モンスター総数500体以上、総曲数100曲とかどれだけ気合いが入っているのかと。(笑)

オープニングムービーが公開されております。 是非ご覧ください。


2007年12月30日


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